排卵障害の経験がある方は他にいませんか?
妊活を始めてから排卵障害の経験はありませんか?
年齢に関係なく誰にでも起こり得ることなので
不妊の原因としても多くを占めるものとなっています。
ではなぜ、排卵障害が不妊を招いてしまうのか?
詳しくお伝えしますので、
自分の身体の仕組みを知ってくださいね。
通常、卵巣から排卵された卵子が
卵管で精子と出会い
そこで受精となります。
しかし、排卵が起きないということは
卵子が出てこないので
精子が頑張って卵管まで登ってきても
受精することができません。
セックスの回数を増やしても
妊娠の第一歩が全く踏み出せない状態です。
妊娠は
卵子と精子が出会い
受精して
受精卵が子宮内膜に
着床することです。
排卵が重要な役割をしていることが伝わったと思います。
☆排卵障害の原因は?
主な原因は視床下部性(脳の問題)と呼ばれるもの。
そのほかには
多嚢胞性卵巣症候群と
高プロラクチン血症があげられます。
≪排卵の仕組み≫
脳の視床下部から
GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が出ます。
GnRHによって
LH(黄体化ホルモン)
FSH(卵胞刺激ホルモン)が分泌され
卵巣に届きます。
これらのホルモンによって
卵胞が成長し排卵が起こります。
しかし、排卵のもとである
GnRHというホルモンが出なくなり
それ以上働かなくなることがあります。
これが排卵障害です。
私が考える原因で
最も大きのは
ストレスだと思います。
身体的ではなく
精神的ストレスによって
生理が止まってしまうというケースが
本当に多く見られます。
☆生理不順の放置も排卵障害に繋がる
生理が短い
長い
周期のばらつきがあるなど
気になることがある場合は
排卵障害だけでなく
もしかしたら
婦人科疾患の可能性も考えられるため
受診してみたら良いと思います。
☆排卵障害の治療法は?
治療法は、主に薬剤の投与です。
クロミッドなどの排卵誘発剤を使用します。
ただし、この方法には、子宮内膜を劣化させ
着床をしにくくしてしまうという欠点があります。
なのでクロミッドを使用するときは
6ヶ月を限度として
使用すると良いでしょう。
☆排卵障害は改善できる?
できる限り
自分で改善できたら良いですよね。
排卵障害を改善するには
やっぱり
質の良い十分な睡眠をとる。
バランスのとれた和食中心の食事などで
生活リズムを整え
規則正しい生活をするだけで変わります。
リズムが乱れやすい
夜勤やストレスの多い職業の女性には
排卵障害の方が多いと言われています。
食事
睡眠
運動
この中で一番変えやすいのは
睡眠です。
早く寝るだけです。
やることが残っていても
寝ちゃいましょう。
そのやることは
旦那様が手伝ってあげてください。
奥様を元気にすると
家族みんなが元気になります。
旦那様よろしくお願いします。