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この記事のポイント
不妊治療と仕事の両立に疲れていませんか。通院日は身体のリズムに合わせて決まるため、仕事の予定を何度も組み直し、職場に気をつかいながら病院へ向かう方は少なくありません。この記事では、理学療法士として所沢で妊活中の方の身体を診てきた立場から、不妊治療と仕事を両立している方が、通院が続く週に疲れをためないための身体の休め方と、それが妊活の身体づくりにつながる理由をお伝えします。

この記事は、次のような方に向けて書いています。

不妊治療と仕事の両立は、なぜこんなに疲れるのか

通院日が直前まで決まらない

不妊治療の通院日は、卵胞の育ち方やホルモンの状態に合わせて決まります。「明後日また来てください」と言われることも珍しくありません。周期によっては、1週間に何度も通院が必要になることもあり、そのたびに仕事の予定を組み直すことになります。

職場に説明しにくい

治療のことを職場にどこまで話すかは、とても悩ましい問題です。理由をはっきり言えないまま早退や遅刻をお願いすると、申し訳なさや気まずさが積み重なっていきます。この「気をつかい続けること」が、目に見えない疲れになります。

心も身体も「オフ」になる時間がない

待合室で時間を気にしながら仕事のメールを返し、帰宅後は次の通院日の調整をする。こうした毎日では、身体は「がんばるモード」の自律神経が優位な状態が続き、肩や首に力が入り、呼吸も浅くなりがちです。疲れの正体は、移動や仕事の量だけでなく「ずっと気を張っていること」にあります。

疲れがたまっているサインをチェック

🔗 こんなサインはありませんか

  • 通院のある週は、夜になっても頭が冴えて眠りが浅い
  • 肩や首がいつも張っていて、歯を食いしばっていることがある
  • 休日は寝て終わってしまい、休んだ気がしない
  • 仕事中、通院の予定や結果のことを何度も考えてしまう
  • 手足やお腹が冷えやすくなった

当てはまるものが多いほど、身体が「休むモード」に切り替わる時間が足りていない状態です。気合いで乗り切ろうとするより、休み方を少し工夫するほうが、結果的に治療も仕事も続けやすくなります。

働きながらできる身体の休め方5つ

① 通院の日は「ほかの予定を1つ減らす」

通院がある日に、残業や外食、家事のすべてをこなそうとしないでください。夕食はできあいのものにする、掃除は翌日に回す。予定を1つ減らすだけで、その日の夜に身体を休める時間が生まれます。手帳やカレンダーの通院日に、あらかじめ「この日は家事お休み」と書いておくのもおすすめです。

② 仕事中、1時間に1回「肩を下ろす」

座ったまま、両肩をぐっと耳に近づけて5秒止め、息を吐きながらストンと力を抜きます。これを3回。気づかないうちに上がっている肩を下ろすと、首まわりのこわばりがゆるみ、呼吸もしやすくなります。パソコンの横に付箋を貼っておくと、思い出しやすくなります。(肩や首のこわばりと妊活の関係はこちらの記事で解説しています)

③ 座りっぱなしの合間に「足首を動かす」

デスクワークや待合室で長く座っていると、下半身の血のめぐりがゆっくりになります。椅子に座ったまま、つま先を上げ下げする動きを20回。ふくらはぎが動くと、脚にたまった血液が心臓へ戻りやすくなります。(デスクワークと妊活の記事もあわせてどうぞ)

④ 移動中は「スマホを見ない5分」をつくる

病院や職場への移動中、ずっと検索や仕事のメールを見ていると、頭が休まりません。電車の中で5分だけ、目を閉じて、4秒吸って8秒かけて吐く呼吸をしてみてください。吐く息を長くすると、身体が「休むモード」に切り替わりやすくなります。

⑤ 寝る前30分は「仕事と治療のことを考えない時間」に

寝る直前まで予定の調整や検索をしていると、眠りが浅くなります。寝る前の30分は、湯船につかる、白湯を飲む、ストレッチをするなど、身体をゆるめることだけに使ってください。休むことも、立派な身体づくりです。(休み方のコツは「休む練習」の記事にまとめています)

なぜ疲れをためないことが妊活の身体づくりにつながるのか

気を張った状態が続くと、自律神経は「がんばるモード」に偏ります。このモードでは、身体は手足や内臓よりも、頭や筋肉に血液を優先して送ります。その結果、骨盤まわりの血のめぐりがゆっくりになり、お腹や腰が冷えやすくなります。

反対に、身体がしっかり「休むモード」に切り替わると、血のめぐりが内臓まで届きやすくなり、眠りも深くなります。深い眠りは、日中の疲れから身体が回復するための大切な時間です。疲れをためないことは、治療を受ける身体の土台を整えることにつながります。

治療は病院にお任せし、治療を受ける身体は毎日の生活の中で整えていく。仕事をしながらでも、休み方を少し変えるだけで、その土台は少しずつ整っていきます。自律神経がなぜ土台になるのかは、妊活と自律神経の記事で詳しく書いています。

職場との向き合い方で、気持ちの負担を軽くする

身体の休め方と同じくらい大切なのが、気持ちの負担を減らすことです。治療のことを職場に話すかどうかに、正解はありません。話す・話さないは、ご自身が安心できるほうを選んでください。

話すと決めた場合は、すべてを説明する必要はありません。「通院が必要で、急に予定が入ることがあります」と伝えるだけでも、毎回の言い訳を考える負担が減ります。話さないと決めた場合も、「午前中に予定が入りやすい時期」と自分の中で把握しておくだけで、仕事の段取りが組みやすくなります。

大切なのは、申し訳なさを一人で抱え込みすぎないことです。治療に向き合っていることは、謝ることではありません。

所沢から通院しながら働く方へ

所沢にお住まいの方は、西武線で都内へ通勤しながら、所沢市内や都内、川越方面のクリニックへ通院している方が多くいらっしゃいます。朝の通院のあとに電車で出社する、仕事帰りに病院へ向かうなど、移動だけで1日が終わってしまうような日もあるでしょう。

所沢駅西口の妊活サポート整体院 心和では、仕事と治療を両立している方の身体を、理学療法士の視点で診ています。肩や首、腰のこわばりだけでなく、呼吸の浅さやお腹のかたさまで確認し、「がんばるモード」が続いた身体をやさしくゆるめていきます。忙しい方こそ、身体を休める時間を意識してつくってみてください。

よくある質問

Q. 仕事を休んだほうがいいのでしょうか?

A. 働き方は、ご自身とご家族、主治医と相談して決めることだと考えています。働き続けることが気持ちの支えになっている方もいます。この記事では、働きながらでもできる身体の休め方をお伝えしています。

Q. 通院の予定が急に入ると、それだけで疲れてしまいます。

A. 予定が読めないこと自体が、大きな負担です。通院のある週は「いつもの7割できれば十分」と、最初から目標を下げておくと気持ちが楽になります。通院と身体づくりの組み合わせ方はこちらの記事にまとめています。

Q. 休日に寝だめをしても疲れが取れません。

A. 昼まで寝ていると、体内時計がずれて、かえってだるさが残ることがあります。休日も起きる時間は平日と大きく変えず、昼間に横になって30分ほど休むほうが、身体は回復しやすくなります。

Q. 忙しくてセルフケアの時間が取れません。

A. 5つ全部でなくてかまいません。肩を下ろす、足首を動かすなど、仕事をしながらでもできるものから1つ選んでください。続けられる小さなことが、いちばんの近道です。

がんばっている自分を、少しゆるめる

仕事と治療を両立している方は、それだけで毎日たくさんのことをこなしています。疲れを感じるのは、弱いからではなく、それだけがんばっているからです。

今週は「通院の日に予定を1つ減らす」だけでも十分です。休むことを自分に許すことから、始めてみてください。

まとめ
不妊治療と仕事の両立の疲れは、「ずっと気を張っていること」から生まれます。予定を1つ減らす・肩を下ろす・足首を動かす・スマホを見ない5分・寝る前30分をゆるめる時間に。「休むモード」の時間を増やすことが、骨盤まわりの血のめぐりと深い眠りを助け、妊活の身体づくりにつながります。

治療が続いて心が疲れてきたと感じる方は、治療が続かない、心が折れそうな時にもお読みください。病院以外にできることの全体像はこちらにまとめています。

この記事を書いた人
かねこやすし(理学療法士・妊活サポート整体師)
所沢駅西口の妊活サポート整体院 心和 院長。理学療法士(国家資格)として、不妊治療中の方の身体づくりを、治療と並行してサポートしています。

治療と仕事を続けながら、自分の身体の整え方を一緒に考えたい方へ。オンライン30分カウンセリングで、今の治療の状況や働き方をお聞きしながらご提案します。
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所沢で妊活整体をお探しの方へ

妊活サポート整体院 心和(ここわ)は、理学療法士の院長が不妊治療で結果が出ない方の身体づくりをサポートする妊活専門の整体院です。所沢駅西口徒歩5分・病院の治療と並行して通えます。

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