排卵障害を自力で改善してスタート地点に立つには?
不妊の原因の最も多いのが排卵障害。
その排卵障害を自力で改善させ
スタートラインに立てる方法を
私の経験をもとにお伝えします。
まず、排卵障害は年齢に関係ありませんので
年齢を気にすることはまったくありません。
ではなぜ、排卵障害が不妊を招いてしまうのか?
卵巣から排卵された卵子が
卵管で精子と出会い、
受精が起こります。
しかし、排卵が起きないということは
卵子が卵巣から出てきません。
どれだけ精子が頑張って
上ってきても
受精することができないのです。
つまり、妊娠のスタート地点に立てていない状態。
妊娠は、卵子と精子が出会い、
受精して初めて妊娠になります。
✳︎排卵障害の原因は?
排卵障害の原因は
なんと言っても
ホルモンバランスの乱れ
によるものです。
太りすぎや痩せすぎ、ストレスの影響を
受けます。
しかも、一度止まってしまった生理や排卵は
簡単には授かるリズムを取り戻せないのです…
体重・ストレスの影響を受けにくい身体になることが
一番早く解決できる方法です。
*生理不順も排卵障害に繋がる
生理が短い、長い、周期のばらつきがあれば
排卵障害だけでなく
その他の婦人科疾患の可能性も考えられるため
放置せずに受診してみて
ご自分の身体を知ることも大事な妊活です。
*排卵障害の治療法は?
治療法は、主に投薬です。
有名なものとして
クロミッドを使用します。
ただし、この方法には、子宮内膜を劣化させ
着床しにくくしてしまうという欠点があります。
そのため、6ヶ月を限度にして使用しましょう。
他にも、ホルモン製剤を注射する方法では
強制的に排卵を起こすこともできますが
双子や三つ子などの多胎となる確率が増加することや
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の発症リスクが高くなります。
重症な方だと卵巣が腫れるだけではなく
血栓症や多臓器不全などを起こして
命にかかわるケースもあるため
2〜3日に一度の通院が必要など慎重に
行なっていく必要があります。
*排卵障害は改善できる?
やっぱりできれば、
自分で改善していきたい。
排卵障害を改善するには、
質の良い十分な睡眠をとる、
バランスのとれた食事など
生活のリズムを整え、
規則正しい生活をすることが大切です。
そのため、リズムが乱れやすい夜勤や
ストレスの多い職業の女性には
排卵障害の方が多いと言われています。
ストレスや疲労から排卵障害になるケースが多いのが特徴です。
本当は妊活中にストレスが多い仕事の方は
休職か勤務時間や日数を減らして欲しいものです。
しかし、現状はそうはいきません。
だからこそ、今の環境のせいにするのではなく
その環境で自分の身体を守る力が必要です。
今まで妊娠された方はこんなやり方をされてました。