カフェインってどうして妊活に不向きなの!?
妊活中や妊娠中に避けるべきものとして
カフェインがあります。
ではどうしてカフェインは
妊活中や妊娠中に
不向きだと思いますか?
医薬品として使われることのあるカフェインの
主な作用は、利尿作用、覚醒作用、
そして脳細動脈収縮作用があります。
これらの作用によって、尿量が多くなって
トイレが近くなったり、
一時期的に気分が高揚し、疲れや眠気を
感じにくくなる、偏頭痛などが改善するなどの
効果があります。
さらにコーヒーはエチオピアやブラジルなどの
暑い国が主な原産国なので
実は体を冷やす作用があります。
またカフェインの覚醒作用には
中毒作用があり、
毎日コーヒーを飲まないと気が済まないとか
エナジードリンクを飲まないと
仕事に集中できないってこともあります。
アメリカの報告によれば
女性が1日に5杯以上のコーヒーに相当する
カフェイン量の500mgを摂取した場合、
不妊の割合が45%増加するということが
わかっています。
さらにアメリカの総合病院で行われた
体外受精に取り組む男性を対象にした統計では、
男性の1日のカフェイン摂取量が265mg(約コーヒー2杯分)を
超えると、妊娠率が大きく低下し
カフェインの摂取量が多くなればなるほど
妊娠率が低くなるという結果が出ています。
1日のカフェイン摂取量が265mg以上の男性は、
1日のカフェイン摂取量が88mg以下の男性と比べて
妊娠率が半分以下だった結果が出ています。
妊活中は女性だけでなく
男性にもカフェインは大敵です。
妊活中、もしどうしてもコーヒーが飲みたい。
と女性が思った場合は
1杯だけにしておきましょう。
そして男性の場合も同じく1杯。
また、いま流行りのエナジードリンクは
コーヒーに比べて
カフェインが多く含まれています。
妊活中のエナジードリンクの摂取は
控えるよりも
やめたほうが早く妊娠しやすい身体に
なれると思います。
そして、コーヒー好きな方は
1日のうち
最高の時間に最高の1杯を
飲んでくださいね。