妊活して１年、病院に行った方がいいの？

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妊活して１年、病院に行った方がいいの？

 

当院を受診される前にご相談いただいた内容です。

 

『妊娠希望で１年ほどタイミング法で取り組んでいますが妊娠しません。

 

 1度病院で診てもらうべきでしょうか？』

 

 43歳　生理周期30日くらい

 

基礎体温は低温期と高温期がバラバラで

 

排卵日が明確でない・・・

 

 

 1年間の取り組みでなかなか妊娠という結果に繋がらないので、

 

「何が原因なのか？」という不安も強いと思いますし、

 

病院の受診に対する怖さと

 

不妊症と言われる怖さが

 

重なっていたのかもしれません。

 

 

 

まずは、 安心していただくために

 

①病院でできること

②カラダ作りでできること

 

を分けて考えていきましょう。

 

 

 

病院に行くメリットってなに？

 

病院では

 

「西洋医学的な検査」と

 

「処置（薬、生殖医療、手術）」を行います。

 

まずは検査だと思いますが、

 

検査を受けること自体は

 

ご自身の今の状態を知るという上では大切なことだと思います。

 

 

ただ、 ここからは私の考えになりますが、

 

検査結果で異常があった場合、

 

検査の異常　＝　妊娠しにくい原因

 

と考えるのではなく、

 

検査での異常を

 

カラダを整えるためのきっかけに

 

してもらえればなと思います。

 

 

 

病院で薬等の処置を勧められる場合も多いと思いますが、 

 

いきなり薬なの？

 

飲んで大丈夫なの？

 

と不安になると思います。

 

その場合は、必ずこの言葉を口にしてみてください。

 

 

「その処置をしないとどうなりますか？」

 

 

しなくても良い処置であれば、

 

カラダ作りから始めると良いと思います。

 

 

 

検査での異常をこれからの伸び代と考えてくださいね。

 

 

 

タイミングを見直すだけでも妊娠に至ることも

 

タイミングですが、

 

「排卵近くになったら１回だけSEXをする」 ということでしたら、

 

タイミングの取り方を変えるだけで妊娠する可能性が十分にあります。

 

卵子が排卵後に生き延びるのは1日（２４時間）で、

 

 精子が射精後に生き延びるのは2〜3日と言われていますが、

 

タイミングを取るのが遅すぎるという方が多くいらっしゃいます。

 

 

排卵してからでは遅いので、

 

気持ち早めにタイミングを取ることを試してみてください。

 

できれば排卵日の2日前が理想です。

 

 

 

そして、 タイミングを取り始めると

 

セックスが義務的になり

 

回数も減る傾向にあります。

 

 

ベストタイミングの前に

 

最低１回は射精しておくと、 

 

精子の質の面 、

 

子宮内での精子の受け入れの面でも良いので、

 

生理が終わったあとに、

 

したい時に1度はセックスをすることをオススメします。

 

 

 

体温がバラバラの原因って？

 

あと、 体温がバラバラという点ですが、

 

これは睡眠の質が下がっていることが考えられます。

 

 

睡眠の質を上げるには

 

・朝日を浴びる、

 

・夕飯を早めの時間によく噛んで食べる、

 

・夜はスマホを見ない。

 

 

の対策で変化が出てくると思いますので

 

是非睡眠の質を大事にしてくださいね。

 

 

まとめ

 

病院で検査を受けるのは

 

自分の身体を知るきっかけになります。

 

 

そのため、まずは治療ではなく

 

検査を受けるのが良いと私は思います。

 

 

病院で薬等の処置を勧められる場合も多いと思いますが、 

 

「その処置をしないとどうなりますか？」

 

と聞いてみて下さい。

 

受けなくても良い治療は受けずに

 

身体を変えることを意識して下さいね。

 

 

 

 

 

1年間も妊活されているのは正直長いです。

 

自分を知って

 

何が必要か？

 

何が不必要か？

 

見極めると

妊活を早く卒業できると思いますよ。