子宮内膜を厚くして着床しやすい身体になりませんか?
子宮内膜を厚くして着床しやすい身体になりませんか?
ではなぜ、子宮内膜は厚い方が良いのか?
“本当の理由”を知っていますか?
内膜は厚い方がいい、
赤ちゃんはふかふかベッドで…
とよく耳にするとお思います。
その厚みが必要な本当の理由をお伝えします。
着床しやすくするためだけではなく
うまく着床できずに、
流産してしまうことを
防ぐためです。
着床は、受精卵が内膜に「くっつく」
という話をします。
ピンとくっつく。
でも、
実際は「内膜に入りこむ」という感じです。
赤ちゃんの“種”である受精卵が入りこみ、
しっかりと根を張るイメージです。
この状態を着床と言います。
妊娠の成立です。
ところが、このときに子宮内膜の厚みが足りないと
せっかく入りこめても
深いところから根を張ることが出来ず、
流産に繋がってしまいます。
だからこそ、子宮内膜には十分な厚みが
必要です。
■妊娠するために最も大切な時期とは?
その大事な子宮内膜は
「低温期」に作られます。
よく見落としてしまう低温期。
妊娠の可能性があるからと、
高温期の過ごし方に気を使う人は多いものです。
もちろん、妊娠していれば
超初期にあたる大切な時期です。
でも、妊娠したいあなたが
まず一番気にしてほしいのは
「低温期」です。
■低温期が重要な理由
低温期は、いわば“卵子を育てる”最重要時期。
卵が育つのは、生理が終わった頃から
排卵までの「卵胞期」の一週間の間です。
卵巣の中にある卵胞が排卵に向けて
育ち始める時期です。
そのため、この1週間をどう過ごすかが
妊娠を望む場合は特に重要です。
しかし、月経周期の中でも低温期は
卵胞が発育していく大切な時期であるにも
関わらず、そのことを知らない人も多く
過ごし方については、
「妊娠の可能性がない時期だから」と
妊活モードになっていないことがみられます。
リセットしちゃったから
また排卵日にタイミングとって・・・
普段は気を付けていることもしてしまったり
やっと生理が終わり、心身共に
調子を取り戻すこの時期だと思います。
少しだけ切り替えを早くしていただき
低温期の過ごし方をいつもと変えてみましょう。
卵胞が発育する過程(低温期)で、
睡眠不足や、栄養不足、過労、
卵子の質を下げるようなことなどが加わると、
必要なエネルギーや血が不足した状態となって、
卵胞の発育を妨げます。
卵胞の発育が十分でなく、
それが不妊の原因になっているケースも
多いと言われています。
■卵子が育たない…
卵胞の発育が不十分だと、卵子の成長にも
影響を与えてしまいます。
さらには排卵のトラブルなども
引き起こす可能性もあります。
低温期は、妊娠を成立させるために
非常に大事な時期です。
生理から排卵までの低温期は、
良い卵子を育てるために最も大切な時期と考え、
十分な栄養と休息をとり、
ゆったりとした気持ちで過ごすことが大切です。
■低温期のケアがおすすめ
ふかふかの温かい子宮内膜をつくったり
妊娠しやすい卵子を育てるために
できれば生理中から、少なくとも
生理が終わったらすぐにケアを
始めましょう。
一年を通し毎月生理が来ていても
妊娠に適した卵子を排卵出来るのは
その内の3〜4回と言われています。
この低温期の体質改善の栄養を入れることで、
良い卵子を排卵することに繋がります。
これまで通り、
・体を冷やさないこと
・栄養をしっかり摂ること
続けてください。
■低温期に大切なこと
生理終了後の卵胞発育から排卵までの時期は、
生理中の酸化ストレスの影響が残っています。
実は排卵は一種の炎症で、炎症時に起こる
酸化ストレスが大きければ
排卵障害を引き起こすことも。
過度な炎症を防ぐためにも
抗酸化力を持った食品を
食べるようにしましょう。
その他に意識して摂りたいのが
生殖機能の働きをアップする「ビタミンE」
ミトコンドリアの働きを高める「ビタミンB群」
着床に関係するホルモンをつくる「亜鉛」
卵子の発育や成熟を助ける「カルニチン」
妊娠率を高めるオメガ3脂肪酸「EPA」
です。
たくさんお伝えしましたが
低温期のベストな過ごし方は
疲れたら良く寝ることです。
低温期は精神面が大きく関与してきます。
良く寝て
いっぱい笑ってくださいね。
笑顔が素敵なママになりましょう。