「赤ちゃんが欲しい」と思ったら腸内環境を整えるべし理由

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腸内環境

善玉菌と悪玉菌と日和見菌

の割合が

2:1:7

が良い状態です。

 

日和見菌は多い方の味方をします。

 

善玉菌が9になります。

 

これが基本です。

 

妊娠しにくい方の多くが腸内環境が乱れています。

 

善玉菌と悪玉菌の割合が反対で

1:9で

悪玉菌ばかりになっています。

 

 

老化促進物質を排除

 

まずは、身体から老化を促す物質を排除することに重点を置きます。

 

 

細胞の老化を促す物質の1つに

「インドール」があります。

 

インドールとは、

腸内細菌がたんぱく質を分解する際に生じる腐敗物質です。

 

お肉を食べた後は

便やオナラが臭くなります。

 

このインドールを含む大便は、強烈な匂いです。

 

 

インドールは大便やオナラと一緒に外に排泄されます。

 

つまり、便やオナラがくさい人は、

老化促進物質が体中で充満していることを意味します。

 

 

大腸のなかで発生したガスは、

大便やオナラにまじって排泄される一方、

体内にも吸収されているからです。

 

その老化促進物質が血管や身体の臓器の細胞を傷付け、

老化を促していくのです。

 

 

とくに、腸の真下にある

生殖器はとても危険です。

 

インドールの影響をもろに受けやすい状態にあるからです。

 

ですから、妊娠力を高めるには、

インドールの老化促進物質が腸内で大量に発生しないようにすること。

 

これが大事です。

 

 

インドールの発生量が多いのは、便秘の腸です。

 

反対に、少ないのは快便の腸です。

 

 

結果、毎日立派な大便を出すことが、卵子を老化から守る第一歩です。

 

 

快便が妊娠力を高める

 

有毒ガスが子宮や卵子を傷つけることは伝わったと思います。

 

腸で発生する腐敗物質は、インドールだけではないんです。

 

スカトールや硫化水素、アミンなども発生します。

硫化水素は、自殺に使われるケースもありますが、絶命するまで非常に苦しむことになります。

 

そうした有毒ガスが、便秘症の腸では微量ながらも発生し、

 

隣接する子宮や卵巣に行き渡ります。

 

 

こうした老化促進物質は、

 

腸内環境が悪化しているときに

 

大量に発生するのです。

 

 

人間の腸内細菌

 

私たちの腸には約200種類の100兆個の菌がいます。

 

腸内環境を築いているのは、この腸内細菌です。

 

先ほどもお伝えしましたが

腸內細菌は、「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」に分けられます。

 

善玉菌は、細胞の若返りにも重要な役割を担っています。

 

 

日和見菌は、善玉菌と悪玉菌の形勢をうかがい、

有利なほうの味方をする菌です。

 

 

この日和見菌がどちらに味方するかによって、

人の健康状態はまったく異なります。

 

妊娠力も、日和見菌にかかっていると言っても良いほどです。

 

 

腸内細菌のおよそ7割を日和見菌が占めているからです。

破壊力が凄まじいですからね。

 

日和見菌を善玉菌の味方につけることができたなら、

腸内環境は大変よくなり、便秘も改善し、

妊娠力も高まります。

 

 

そして悪玉菌は、一般に体に悪いことをするといわれる菌たちです。

卵子を劣化させるインドールや硫化水素などの老化促進物質をつくるのも悪玉菌です。

 

ただし、悪玉菌も私たちの腸には必要な菌なのです。

 

なぜなら、悪玉菌の代表の大腸菌は、

外から病原菌が侵入してくると、

まっ先に敵との戦いに乗り出します。

 

また、腸内細菌には野菜や果物に含まれる食物繊維をエサにして、

ビタミン類を合成する働きもあるんですよ。

 

悪玉菌もその役割を担っています。

 

人は、野菜や果物を食べても、

人間の力でビタミン類を合成できません。

 

腸内細菌がいてくれるからこそできるのです。

 

妊活中はサプリメントを飲む人は多いはず。

 

私のサポートしている人は全員が摂取しているかと思います。

 

しかし、いくら高価(100万円など)なサプリメントを

摂取しても、悪玉菌が多いならば

先ほどもお伝えした通り

真っ先に退治されます。

 

 

つまり、大事なことを言います。

 

サプリを摂取する前に

腸内環境を整えることが先なのです。

(多くの人はここを飛ばしています)

 

 

さらに、悪玉菌は免疫力にもかかわります。

 

免疫とは、病気を治し、防ぐための人体システムです。

 

免疫力が健全に働いていてこそ、私たちの健康は守られ、

病気を治すこともできます。

 

人の老化防止に働くのも免疫です。

 

つまり、免疫力が高ければ卵子や子宮の老化も防げ、

妊娠力もグッと高まります。

 

その中心を担う免疫細胞の約7割が

なんと腸にあります。

 

そして免疫細胞たちは、1割程度の悪玉菌がいてこそ

活発に働く性質があるのです。

 

 

次はママになる方にしっかりと見て欲しいところです。

母親の腸内細菌が子に受け継がれる

不妊治療をくり返し受け、

希望を叶えられていない女性は、

医学の超えられない壁をとてつもなく高く

感じているかもしれません。

 

 

しかし、あなたの腸には、

新たな命を切実に望んでいる

「もう一人の自分」がいることを

決して忘れないでください。

 

腸内細菌のことです。

 

 

心から妊娠を望むのならば、腸内細菌たちにもっと頼ってはいかがでしょうか。

 

だって、腸内細菌たちもあなたの出産を心から望んでいるのです。

 

 

ヤクルト研究所は「母親のビフィズス菌が子どもに受け継がれる」という研究結果を

報告しています。

 

子どものビフィズス菌の遺伝子分布が、母親の持つビフィズス菌の

ものと一致することがわかったのです。

 

ここ大事な場面です。

 

赤ちゃんを出産するとき、

お母さんは大きく強くいきむことになります。

 

耐えきれない痛みと、

赤ちゃんをいっときも早く外に出したい衝動から、

どんなお母さんも

ちょっぴりうんちをもらすと言われています。

 

あなたのうんちと一緒に生まれてくることは、

赤ちゃんの健康を左右します。

 

赤ちゃんは、産道であるお母さんの膣を通る際、

そこにいる細菌を吸い込み、

うんちにまみれて生まれることで、

お母さんの腸内細菌を受け継ぎます。

 

胎内では無菌状態だった赤ちゃんが、

生まれていちばんに接触するのが、

お母さんの共生菌(腸内細菌)なのです。

 

あなたの腸内環境が乱れていたら。。。

 

一生あなたの赤ちゃんは悪玉菌だらけの腸になってしまいます。

ストレスは妊娠を遠ざける

「ストレスは妊娠の大敵」といいます。

 

なぜ、ストレスは妊娠を遠ざけるのでしょうか。

 

1つ目はストレスは善玉菌を減らし、悪玉菌を増やします。

なぜ、ストレスは悪玉菌を増やすのでしょうか。

 

ストレスを感じると、

腸でカテコールアミンが分泌されます。

 

カテコールアミンとは、

ドーパミン、

ノルアドレナリン、

アドレナリンというホルモンの総称です。

 

ドーパミンは「幸せホルモン」の一種であり、

快の感情をつかさどります。

 

一方のノルアドレナリンとアドレナリンは

「ストレスホルモン」です。

 

これらのストレスホルモンにさらされると

悪玉菌の増殖が進み、

病原性が高まります。

 

つまり、有毒ガスなどの腐敗物質を産生するようになるということです。

 

 

2つ目は、自律神経の働きと関係します。

 

腸や生殖器は、

リラックス時に働く副交感神経が優位になると、

働きを活性化させます。

 

反対に、交感神経の優位時には内臓の働きを停滞させます。

 

 

ストレスは交感神経優位にさせてしまいます。

 

よって、ストレスを感じているとき、

腸と生殖器は働きが鈍ります。

 

しかも、交感神経が優位なときには、血管が収縮します。

 

 

収縮とは流れが悪くなることです。

 

だから血流が悪化してしまうのです。

 

妊娠のためには血のめぐりが非常に重要です。

 

血液は子宮や卵巣に栄養や酸素を運び、

子宮内膜をフカフカのベッドにします。

 

そうです。

 

この子宮内膜に受精卵が着床します。

 

 

足首の血液が子宮にいきますよ。

 

 

次回も

腸内環境について

詳しくお伝えしていきます。

 

PS:段々と腸内環境を整えたら妊娠できるかもって思ってきていませんか?

 

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