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PCOSと診断された女性から「整体で何かできますか?」という質問をよく受けます。医学的な治療と並行して、整体が介入できる領域があります。
PCOSとは何か
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵巣の中に小さな卵胞が多数存在するが、成熟した卵子が排卵されにくい状態です。男性ホルモン(アンドロゲン)の過剰・インスリン抵抗性・LHの高値が関与しています。不規則な生理・無排卵・体重増加が主な症状です。日本では生殖年齢女性の約5〜10%に見られるとされています。
PCOSにインスリン抵抗性が関係する理由
PCOSの多くのケースで、インスリン抵抗性が認められます。インスリンが過剰分泌されると、卵巣でのアンドロゲン産生が増加し、正常な排卵が阻害されます。血糖値の乱高下を起こす食生活(精製糖質の過剰摂取・食事の不規則性)がPCOSを悪化させます。食事の改善はPCOSへの直接的なアプローチです。精製糖質を減らし、食物繊維とタンパク質を増やすことで、インスリン感受性が改善されます。
整体がPCOSに介入できる領域
整体はPCOS自体を治療するものではありません。ただし、PCOSに関連する自律神経の乱れ・骨盤周辺の血流低下・慢性的なストレス状態には介入できます。自律神経が安定すると、LHの過剰分泌が緩和されるケースがあります。骨盤周辺の血流が改善されると、卵巣機能が安定しやすくなります。
PCOSと体重管理
PCOSがある場合、体重の5〜10%の減量だけで排卵が回復するケースが医学的に報告されています。ただし、極端な食事制限は逆効果です。血糖値を安定させる食事と、週3〜4回の有酸素運動を組み合わせることが、PCOSの体質改善の基本です。
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