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「卵巣嚢腫があると言われました。このまま妊活を続けていいですか?」という相談は、心和でも多く受けます。診断された瞬間、不安でいっぱいになる気持ちはよく分かります。ただ、種類と大きさによって対応はまったく違います。まず正しく知ることから始めましょう。
卵巣嚢腫の種類と妊活への影響
妊活で最も注意が必要なのはチョコレート嚢胞です。子宮内膜症の一種で、卵巣の中に古い血液が溜まった状態です。放置すると卵巣の正常な組織を少しずつ圧迫し、AMH値が低下することがあります。嚢胞の周囲に広がる酸化した環境が、近くで育とうとしている卵胞に影響を与えます。
機能性嚢胞は、排卵に関連して一時的に生じるもので、多くの場合は自然に消えていきます。過度に心配する必要はありません。皮様嚢腫は良性の腫瘍で、大きさと位置によって手術を検討します。
手術を考えるタイミング
チョコレート嚢胞が4cmを超えている、急に大きくなっている、強い痛みがある、AMHへの影響が出始めているという場合は、手術の選択肢を主治医と話し合ってください。ただし、手術そのものが正常な卵巣組織を傷つけるリスクを伴うことも事実です。焦って決断する前に、専門医としっかり話すことが大切です。
体質改善でできること
嚢胞の背景には慢性的な炎症があります。抗炎症につながる食事(青魚・緑黄色野菜・発酵食品)への切り替え、腸内環境を整えること、酸化ストレスを減らす生活習慣、これらが体の炎症環境を少しずつ変えていきます。施術では骨盤周辺の血流を改善し、慢性炎症を和らげることを目標にしています。
嚢胞があっても妊娠できます
チョコレート嚢胞があっても、妊娠に至る方は多くいます。診断だけで諦めないでください。体の今の状態を正確に把握した上で、次の一手を一緒に考えましょう。
何から始めればいいか分からない方こそ、まず診断を。