旦那様を禁煙へ導く3つの行動
お気に入り追加するあなたの旦那様は、たばこを吸いますか？
もし「吸うよの」って方はこのやり方を試してみてください。
ちょっとした工夫で禁煙できるかもしれません。
男性でかなりのヘビースモーカーもいらっしゃれば
付き合っていた頃から全く吸わない
という方まで様々です。
これは、私の妊活サポートでアドバイスしたお話です。
名前はちえさん（仮名）とします。
ちえさんの旦那様は、かなり昔からの愛煙家。
1日に1箱タバコを吸うくらいでした。
当然、精子にも影響があり旦那様の精子に異常があり
不妊治療を続けていました。
当初は口酸っぱく
「子供が出来ないし、身体にも悪いからタバコをやめて。」
と言い続けていたにも関わらず変わらない状況です。
ちえさんは、とても悩んでいました。
しかし、ある3つのことを行ったおかげで
旦那様は禁煙に成功し、しばらくして
なんと自然妊娠に成功します。
当時
ちえさん41歳。
旦那様40歳。
です。
どうやってタバコをやめさせたのでしょうか？
(1）怒る禁煙はやめて、褒めて伸ばす
「タバコをやめて」と言っていた頃は
旦那様の態度は全く変わりませんでした。
これは、心理学的でいう禁止されると余計に
してみたくなる「カリギュラ効果」という
心理が働いています。
自分の自由を外部から侵されたとき、その自由を
回復しようとする心理が働きます。
つまり、「タバコをやめて」と言われると
「タバコを吸う」自由が侵害されたと考え、
タバコを吸いたくなるということです。
しかし、これを
「今日は、いつもの半分に抑えられたの？すごいじゃん」
とか
「毎日仕事、お疲れさま。ストレスも溜まるし、タバコも吸っちゃうよね。
それなのに、やめようと頑張ってるなんてさすが〇〇。」
などと言った旦那様を褒める、認める言葉に
変えたところ大きな変化がありました。
旦那様が、1日1箱だったタバコを
半箱にすることができたのです。
急に0になることは、ストレスが溜まるし
逆効果なので
今まで全く聞く耳を持たなかったことを考えると
本当に大きな変化です。
(2）タバコのメリット、デメリットを点数化する
ちえさんの旦那様は、禁煙をしなきゃとは
思っているものの中々自分を変えることが
できない、そんなタイプでした。
「タバコにもストレス解消になったり、良いところがあるんだ。」
とよく言っていたそうです。
でもそんな言い訳は、愛煙家の主張です。
考えたちえさんは、旦那様と一緒にタバコの
メリット・デメリットを考える場を作ります。
＊一緒にですよ。
勝手に奥様だけが考えても旦那様は納得されず
またうるさいことを言ってるなって
思うからです。
その後、重要度を5点満点で項目ごとに付けました。
具体的には
〇メリット
ストレス解消 5点
タバコを吸っているとかっこよく見える 3点
〇デメリット
精子に悪い 5点
副流煙で妻にも悪い 4点
歯が汚れる 3点
身体に悪い 4点
といった感じです。
すると、今まで言い訳として言ってきたことが
重要度は低く、デメリットのほうが点数が高い
という結果になりました。
そこで、理論的にタバコのデメリットを
主張することで、客観的に納得しやすいように
固めていきます。
これは、旦那様がデータで
意思を決定するタイプであったため
活用しました。
そうすることで、ぐんと喫煙数が減り
禁煙をしている状態が保持されるように
なりました。
(3）禁煙中、タバコを吸っても怒らない
それでも、長年の生活習慣は簡単には
変えられません。
旦那様が、時々タバコを吸ってしまうことも
ありました。
しかし、ちえさんは決して怒らず
「今まで頑張ってきたんだから、少しお休みをしたと思えばいいんじゃない。」
と言いました。
誘惑に負けてしまったことに、1番反省している
のは旦那様です。
ここで、責めてしまうと罪悪感から逆に
タバコをやめない心理が働きます。
それを防ぐためにも、あえて怒らず
優しく見守ってあげてください。
もう一度
あなたの旦那様は、禁煙できていますか？
妊活中、タバコは厳禁です。
その先の赤ちゃんを授かったときのことも
考えて早めに禁煙を勧めたいですよね。
ただし、直接的にいうのではなく上手に
誘導してあげたほうが、案外うまくいくかもしれません。
旦那様がどういう性格かにもよるので
一概にこれが効果的とは言い切れません。
でも、
旦那様を褒める。
認める。
この二つは夫婦関係がさらに
良くなるので
禁煙以外のことでも
やってみてくださいね。
褒められると嬉しいですからね。
